もくじ

第3部  “ツボ”を中心にした健康法

 皮膚は、私たちの体表面をおおって、外部から体を保護している器官で、全体表の面積は、日本人成人で平均1.5〜1.6平方メートルといわれています。また、体重のおおよそ16%を占めており、表皮とその下の真皮および皮下組織から成り立っています。いちばん上にある表皮は、外界からのいろいろな刺激や細菌の侵入から人体を守っている第1線の防壁で、全身の健康を守っています。表皮の下の真皮の中には豊富な毛細血管が走っており、皮膚の表面から熱を放散して体温を調節する働きがありますが、もう1つ神経の終末装置が広く分布していることが、わたしたちの健康に密接な関連をもっています。この神経の終末装置こそ、東洋医学で経穴(ツボ)といわれるところです。

  このツボこそ、皮膚にある内臓の反応点、治療点といわれるところで、皮膚を刺激することで、数多くの、これらのツボに反応させ、私たちの体の防衛機能を強化しようというものです。ツボを刺激することが健康の保持、増進に役立つということは、昔から経験的によく知られているところです。

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