B柴田足心道(足は体の健康状態をうつす鏡という発想)

                       指導・足心道本部

 人間の年齢は後ろ姿に表れるとか、年は足からとるとかいいます。人体の筋肉の70%は足にあります。ですから、足が弱ってくると、体の老化が早まるわけです。足心道というのは、足がからだの健康状態をうつす鏡のようなものだという観点から、足の形、色、ふっくらしているか、骨っぽいかなどという変化から、足の各部につながっている内臓や諸器官の機能や状態を知ろうというわけです。

内臓の動きを整えて自然治癒力を高め健康に導く

 足心道では足の状態が正常でない場合、足をもんだり、圧したりして足の形を正しい形にします。そうすると、それにしたがって、内臓の働きは順調になり、精神的にも安定してくるというのがねらいです。

自然治癒力を盛んにする

 足心道は、病気を治そうというものではありません。内臓の働きを順調にして、それによって自然治癒力を盛んにして、健康に導こうというわけです。

 足心道は柴田足心道ともいいますが、これは故柴田和道氏が創始した健康法だからです。柴田氏は自分で糖尿病で苦しんでいたとき、足をもんでもらう治療で病気を治してもらってから、足に現れる変化と内臓との関連を研究、独特の健康法を編み出しました。

 つまり肉体と精神は一体のものであり、これに精神修養を加え、“家庭でできる健康術”としての「足心道」を完成させたのです。

 足心道では、会員は足の異常の診断法と、足を正しい形にする実技を教えてもらいます。そして、それをマスターしたら、自分の家で夜寝る前や朝目が覚めたとき、これを実施するわけですが、短時間の実行で充分な効果をあげることができます。

@    左手で親指の付け根を持ち、右手で親指をつかみ、指を押すように右回りに回します。各指1〜3分ずつ。

A    つま先からかかとに向けてゆっくり、親指側の側面をもみ、さらに小指側の側面をもみます。

B    右手の親指を、足裏の人の字形のしわの中央(湧泉)に当て、足指全指を抱え、当てた右手の親指に押しつけます。足心(足の中央)失眠(かかとの始まる所)も同様。各5〜6秒、2〜3回。

C    両手親指で足の裏全体をもみます。痛いと思う部分、土踏まずはとくに入念にもみます。

D    足の膏、指の骨と骨の間を押しさすります。2〜3回。

E    左手で足指全体を覆うように持ち、足首を左右に20回くらい回します。

F    最後に手指を軽くもみます。

 こんな病気・症状に効果がある
 ○血行障害
 ○自律神経系疾患
 ○胃腸病
 ○胃・ 臓障害
 ○ストレス
 ○不眠症
 ○疲労回復

(連絡先=足心道本部・東京都板橋区前野町5−12−1
  
     電話03−960−4690)

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