『意識脳を抑える』
 
脳である左脳の働きが低下することによって、右脳が本来持っている素晴らしい働きが発揮されたという皮肉な例がサヴァン症候群だと言っても過言ではないでしょう。意識の脳は常に現実の世界を見つめます。自分のありのままの姿を認めてしまいます。
例えば、学校の成績が悪い、仕事の業績が悪い、等の事実を突きつけられると誰もが「自分は能力がない。」「自分は駄目な人間だ。」という情報を受け入れてしまいます。意識の脳がマイナスの情報を素直に受け入れた結果、右脳が本来持っている素晴らしい働きは低下してしまい、ブレーキが掛かってしまいます。
サヴァンの才能は右脳の働きであると研究者が指摘していますが健常の人でも右脳の働きが制限されなければ、そのような才能は発揮できるはずです。でも残念ながら制限を受けてしまいます。何によって制限されるかと言うと今言った意識の脳によると考えた方が妥当です。そこで左脳が働きにくい状況を作ることによって右脳の能力を発揮できるようにできないか、と考えてシステム化したものが右脳教育法だと言えます。
物理的に左脳がついていけない状況を作ってやることによって右脳が働き始めるのです。これを実験してサヴァンの才能まではすぐにはいきませんが、左脳教育では考えられない結果を出すことができたのです。過去の研究者の軌跡を見ることにより、右脳教育法によってもたらされる効果の一部を垣間見ることができるのです。




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