『脳に関する研究』
脳に関する研究はまだまだ最近のことです。米国の神経科学者であるロジャー・W・スペリー博士が、1960年頃より取り組んでいた分割脳の実験(左脳と右脳をつないでいる神経線維である脳梁を手術で切断したてんかん患者の脳の働きを調べた)の成果によって1981年にノーベル医学・生理学賞を受賞してから、左脳・右脳の働きに関する研究が盛んになりました。
これまでに分かっている左脳・右脳の働きを以下に記します。
左 脳 右 脳
(言語脳) (イメージ脳)
一般に、言語と発語に責任が 一般に、視覚と空間的な情報
あり、情報を分析的かつ順序 処理に熟練しており、情報を
立って処理します。 同時に全体として処理します。
言語的 音楽的
論理的 直感的
部分分析的 全体合成的
デジタル的
アナログ的
算術的 幾何的
観念的
ビジュアル的
空間的
となります。この働きからくる左脳・右脳の学習の違いを認識することにより、右脳学習法が導き出されてくるのです。
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