花粉症(花粉症には花粉を、という治療もあります) 
  病気の特徴(鼻水・くしゃみ・目のかゆみ・春は花粉症の季節)

 花粉の接触が原因でおこるアレルギー疾患を花粉症といいます。欧米では昔から重要な病気としてあつかわれ、多発地域では、天気予報ならぬ花粉予報もでるそうです。わが国では「花粉症はない」ということになっていましたが、昭和四十年ごろからスギ、ブタクサをはじめつぎつぎと新しい花粉症が報告されています。

 花粉症の症状は、鼻水がわきでるようにでる、涙がでる、くしゃみがひん発する、のどがいらいらする、目がかゆい、といったものです。かぜの初期症状とまちがいやすいのですが、熱はでません。こうした症状が、毎年春きまっておきる人や、目の症状をともなっている人は花粉症の可能性が高いといわれます。 

 ふつう花粉症の発生がピークに達するのは春一番のころです。これは花粉症の中でももっとも多いスギ花粉症の原因となるスギの花が春先に咲くからです。花粉が風にのって飛ぶ関係で、春めいた好天気で風のある日がくせものです。

治療と予防

 アレルギー病だけに特効薬といえるものはありません。くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどに鼻内噴霧剤、点眼剤を使う対処法でのり切るようにします。長い目でみて、減感作療法も行われています。花粉の抽出液をほんの少しづつ週に一、二回注射し、一年ぐらいつづけると来年は花粉をすいこんでも軽くてすむというわけです。

 花粉をすわなければ症状はでないのですから、外出しないにこしたことはありません。しかし、そうもいきませんからマスクや眼鏡を使います。といっても、市販の薄いマスクではほとんど役に立ちません。高性能フィルター付きの特殊マスクか、市販のマスクの中にガーゼを二十数枚ぐらいに折りたたんで使う必要があります。

 花粉症の疑いのある人はまず耳鼻科の専門医にかかることをおすすめします。

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