急性腎炎(急性腎炎はかぜから) 

病気の特徴(小さい子供ほどなおりやすい)

 急性腎炎は子供に多く、かぜにつづいておこりやすく、なかでも扁桃炎や咽頭炎が先行することが多いものです。年齢的には三〜十二歳くらいの子供に多く、二歳以下の乳幼児にはまれです。

 かぜをひいてから一、二週間後、もうなおったなと安心したころ腎炎の症状があらわれます。

 発見の手がかりとなるのはむくみ。顔、とくにまぶたがはれっぽくなります。そしてタンパク質と血球が尿にでて、約半数は肉眼でもはっきりわかる血尿です。かぜがなおってもからだがだるく、食欲がなく、むくみっぽかったら腎炎の赤信号というわけです。

 もちろん、だれでもかぜから腎炎をおこすというわけではなく、その確立は一%弱といわれます。

治療と予防のポイント

 治療には特効薬はありませんから、あたたかくして安静にします。むくみの程度に応じて塩分・水分・タンパク質を制限しますが、尿量がふえだしたら食事制限を少しずつゆるめます。子供ならばほぼ九〇%は長くても半年以内になおります。一般に小さい子供ではなおりやすく、年長児やおとなでは長びいたり、慢性になる傾向が強いようです。

 症状がなくなり、検査した結果、状態が正常になっても一、二年は用心し、月一〜二回の検尿を励行し、過労をさけ、食事に注意し、かぜなどをひかないように気をつけます。

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