病気の特徴(中年以降になってはじめてけいれんをおこしたらご用心)
脳腫瘍というのは頭蓋骨内にできる腫瘍ですが、たいへんタチのわるいものから性質のよいものまで、またがんの移転したものから原因不明のはれものまであっていろいろです。頭蓋骨内という限られた部位ではれものがどんどん増殖しているわけですから、頭蓋内腔の圧が次第に高くなり、その結果、頭痛、嘔吐、めまい、耳鳴り、視力障害、意識障害などがあらわれてきます。
また早期症状としてけいれんがあらわれる場合もあります。とくに中年以降になってはじめてひきつけをおこしたような場合には、それだけで脳腫瘍を疑わなければなりません。
さらに成人の脳腫瘍は大脳に多発しますが、その症状として、左または右の手足のマヒとか、あるいは言葉がしゃべれなくなったりします。
このような症状は、いつもすべてのものがあらわれるわけではありませんが、ある程度以上に大きくなった脳腫瘍にはすべて共通してみとめられます。腫瘍が発生した部位によっては、そのほかにもいろいろな症状があらわれます。
このような症状のあらわれ方によって、腫瘍が脳のどのあたりに発生したかがわかります。しかし、脳腫瘍とまぎらわしい症状をあらわすほかの病気もたくさんありますので、頭部エックス線撮影、脳波などのほかに、CTスキャン(コンピューター断層撮影法)で頭部を輪切りにするような形で断層撮影する診断法もよく使われています。
治療のポイント
脳腫瘍の治療は、開頭して腫瘍をとり除きますが、腫瘍の発見が早いほど手術もやりやすく、放射線療法や薬物療法(クスリでなおす方法)も有効です。
胃腸もわるくないのに嘔吐をくり返したり、今までとちがう頭痛がくり返しておこるようなときは、ぜひとも脳神経外科のある病院で相談することです。
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