肺がん(肺がんは愛煙家とともに)

急増する肺がん(タバコをやめるのがポイント)

 最近、肺がんは急速に増加する傾向を示しています。胃がんも子宮ガンも減少の方向にありますが、肺がんの増加の傾向はたいへんはっきりしています。あまり遠くない将来、肺がんは胃がんを追い抜いて第一位のがんになることは確実でしょう。

 肺がんは女性より男性のほうがはるかに多いことは統計で明らかですが、増加傾向は男性でも女性でも同じです。

肺がんの原因

 肺がんの“犯人”としては、タバコと大気汚染がとりあげられています。たしかに自動車の排気ガスやタバコの煙の中に発がん物質があることは証明ずみです。タバコをすう人は、すわない人よりはるかに肺がんが多いことも明らかになっています。肺がんは四十歳以上、とくに六十歳前後に多くなる病気です。肺がんの原因になる物質があって、それが長い期間にわたって体内にとり入れられ、その結果、肺がんになるとすれば高齢者に肺がんが多いこともうなずけます。

予防のポイント

 現在のところ、自分自身の努力でできる肺がんの予防は禁煙よりほかになさそうです。先進国の医者の間では禁煙者がひじょうに増えています。理性的に考えれば、禁煙は健康のためによいということを医者たちははっきりわかっているからでしょう。

 四十歳以上の人で、いままで肺になんの病変もなかった人が、突然、血タンがでたり、あるいはがんこなセキがつづく場合は、早く専門医の診断を受けるべきです。これらの症状は何も肺がん特有のものではなく、他の呼吸器の病気でもおこりますが、年配の人はとくに気をつけなければいけません。しかし、何よりも定期診断が必要なことはほかのがんと変わりません。四十歳以上でタバコをすう人は年二回、胸のエックス線とタンの検査を受けてください。胸のエックス線写真はきれいだけれど、タンにがん細胞が出るという早期に発見されたがんはほとんど助かります。

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