肝臓がん(肝臓がんは肝炎とカビに気をつけて)

肝臓がんの原因(まず肝炎にならないことから)

 肝臓に発生したがんの原因として注目されているのはウイルスと発がん物質です。

 ウイルス性肝炎が慢性化して肝硬変まですすむとその一部の患者が肝臓がんになるからです。しかし、ウイルスが直接肝臓がんをおこすかどうかはよくわかっていません。

 もう一つ、肝臓がんをひきおこす原因として注目されるのはカビ毒です。たとえば熱帯地方のピーナツから検出されたカビは、おそらく肝臓がんの原因の一つだろうとみられています。


病気の特徴


 肝臓がんはたいへん診断のしにくいがんです。食欲減退とか、体重減少、痛みなどといった症状もがんがかなり大きくならないとあらわれてきません。またこれらの症状も肝臓がん特有のものではありません。

 
またこのようながんができても症状があらわれず、肝臓のはたらきをしらべても、はっきりした異常はなかなかみつかりません。というのは肝臓という臓器は何分の一か正常な部分が残っていれば、本来の仕事に支障がないからです。

治療のポイント

 最近はいろいろ新しい検査法が行われるようになり、比較的早期に診断がつくようになりましたが、それでもほかの臓器にくらべるとまだ困難です。

 肝臓がんもほかのがんと同じように、切除できるものは外科的に切除します。技術の進歩で手術成績も向上してきました。切除できないものはいろいろな抗がん剤を投与したりしますが、ある程度有効です。

予防のポイント

 肝臓がんの予防としては、まず肝炎、とくにB型肝炎にかからないことです。B型肝炎ウイルスは現在は東南アジアでの「セックスツアー」で感染することがもっとも多いのです。もしかかったら、完全になおしておくことです。またカビの生えた食べ物を食べないようにします。カビ毒は加熱しても毒性が残っていますから要注意です。

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