Aエキスパンダー・ハンドグリップ(バネの力を利用する機能的な健康法)

 エキスパンダーやハンドグリップは、弾力のあるバネでできています。ですから筋肉を収縮させながらバネを押さえて鍛錬するわけです。年をとると脚力とともに老化が早く現れるのが握力などの腕の力です。ビンのせんを開けるのにも苦労するようになることを経験された人も多いでしょう。こういう筋力低下を防ぐためには、意識して筋力を鍛える必要があります。その点、これらの器具を用いた鍛錬はテレビを見ながらでもできます。


目的は握力や背筋などふだん使わない筋肉の鍛錬

 エキスパンダーは、5、6本のバネが平行してついています。これを力いっぱい引っぱるのですが、力の弱い人は、最初は2、3本からはじめたらよいでしょう。そして、次第に本数を増やしていきますが、回数は10回ぐらいをめどにします。

 エキスパンダーも、ブルーワーカーと同じように、いろいろと変わった利用法があります。体の正面において引っぱるだけでなく、斜め、上下に引くとか、からだのうしろで同じように引っぱってもいいでしょう。また、一端を足などで固定して、両手でもう一方を上に持ち上げるなど、いろいろな動きが工夫できます。


握力の低下防止に役立つ

 また、ハンドグリップは老化がもっとも現れやすい握力の低下防止に役立ちます。いつもそばにおいておいて、ちょっとした時間でも利用するようにします。
 
 体力を増進するには、筋力の増加が基本条件ですが、中高年者の場合は、特別に筋力や持久力を増進させる必要はありませんから、いまの体力の維持に重点をおきます。そのためには、ときどき最大筋力を出すトレーニングが必要になります。

 とくにエキスパンダーやハンドグリップのような単調な運動健康法は、毎日続けてこそ意味があるのです。逆にいえば、週に1回1時間ばかり、思い出したようにやっても効果は余りありません。かえって腕や肩の筋肉を痛めるのがオチです。あきず、あせらず、ゆっくりと、毎日少しずつ続ける、これが運動健康法の最大のポイントです。


こんな病気・症状に効果がある
●筋力を鍛錬することにより、呼吸器、循環器系の機能を高め、
 さらに精神・神経系の働きもよくして、ボケの予防にもつながります。

  

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