Eサイクリング(体力づくりには格好―と見直し急の運動効果)
最近はあちこちの公演や行楽地にもサイクリング場が設けられ、サイクリングを楽しむ老若男女がふえており、サイクリングは体力づくり、健康づくりに大いに利用されています。安全な道路され確保できれば、これほど楽しく、体力づくりになるレジャー・スポーツはありません。あまりにも乗り物にならされてしまっている現代人の生活にとって、サイクリングは人間性の回復につながる試みともいえるでしょう。
過労防止と安全さえ心掛ければ楽しく優れた健康法
人間の足には、からだの中でもっとも大きな筋肉を含め、100以上の筋肉が集まっています。サイクリングでは、これらの筋肉をすべて利用するわけですから、ひざや足首への負担が少なくてすみ、体重の重い人でも楽しめます。皮下脂肪を燃やすには30文以上つづけることが必要ですが、サイクリングは1日中楽しめますから、ダイエットにも格好のスポーツです。
週2.3回をめどに
自転車での健康づくりでは、老化防止の場合、脈拍数は1分間に、180から年齢を引いた数字をめどに、1回15分間、週3回程度にします。また肥満対策は、150から年齢を引いた脈拍数30分以上、週2、3回をめどにします。
前にも述べたように、サイクリングは競争ではありません。あくまでスピード感を味わいながら、風景を楽しむのが目的です。したがって自転車が軽くて、完全に整備されていなければいけません。1日の走行距離は未経験者と熟練者によってちがいますが、50〜100キロメートルぐらいがよいでしょう。それもあまり無理をせず、各自に適したコースを選ぶのがサイクリングを楽しいものにするコツです。
それには、ある距離をサイクリングし、そこで自転車を降りて、ウォーキングをとり入れ、あるいはバードウォッチングしながら散策し、ゆっくり自分のペースで予定時間を過ごすのもサイクリングをより楽しいものにしてくれる方法です。
まずエルゴメーターから
平素まったく運動らしい運動をしていない人は、空ペダルを踏んで脚筋力と心肺機能を高めておいてからサイクリング・コースに出るようにしましょう。中高年の人はとくにこの注意が必要です。
そのための自転エルゴメーターが家庭にあれば最高です。エルゴメーターというのは、自転車を固定して倒れないようにした空踏みようの自転車ですが、市販されている乗用自転車でも、ときどきブレーキをかけて重くしながら、毎日10〜15分間くらい空ペダルを踏む練習をすると、よいウォーミング・アップになります。
もっとも、広々とした地域に住んでいる人や、早朝の交通事情のよい時間を使える人、あるいは近くにサイクリング・コースのある人は、自転車に乗れるかぎり、いきなりコースに出たほうがもっと楽しめます。
変速機付きの自転車を
サイクリング用自転車のタイプとしては、軽くて多変速機構をもったものがよいでしょう。というのは、サイクリングの場合、坂道などでは、とくに心臓の弱い人、高血圧傾向の人などにとって、上り坂のペダリングは、平地の数倍の運動強度に急変するため、たいへん危険だからです。そのためには、自転車を変速機付きのものにし、上り坂でも平地と同じ程度の強度で運動がつづけられるようにすることが必要です。
サイクリングでも、ジョギングでも同じですが、時間、距離、あるいはスピードを週を追って大きくしていくべきですが、急激な変化は禁物です。ペースはできるだけ一定にし、疲労防止と安全のために、不必要な競争などは絶対にさけましょう。
また、無理なスケジュールはさけ、復路にも十分な余力を残しておくこと。往路に下り坂が多いコースなどでは、復路はとくにたいへんですから、調子にのりすぎるとあとで困ることになります。
細すぎるズボンは、下半身の運動をさまたげます。またズボンのすそがチェーンに引っかからないように注意しますが、その点、ショートパンツなどは快適です。安全のためにも必ず防止をかぶりましょう。靴はゴム底だと雨ですべったり、いろいろ不便です。
寒い季節のサイクリングには、ジョギングなどと同じように、早朝とか夜間は、とくに手袋を忘れないでください。あくまでも安全第一です。
いちばん心配なのは交通事情です。自動車の少ない、安全なルートの発見に努めるようにします。まず、どこへ行くにしても、地図や現金を持っていくことは必要です。
サイクリングの歴史
サイクリング・ツアーの始まりは1860年、フランスのラルマンによってボーンシェーカーという自転車が発明されてからです。これがきっかけで78年には英国にサイクリスツ・ツーリング・クラブ(CTC)が創立され、ついで80年に米国にリーグ・オブ・ホイールマンというサイクリング・クラブが誕生しました。日本にクラブ組織ができたのは1959年、日本サイクリング協会が設立されたのが最初です。
もともと日本の自転車は荷物運搬兼用の実用車とレース専門の競争車の2種類しかありませんでした。サイクリング・ツアー車が専門に制作されるようになったのは50年ころからです。
こんな病気・症状に効果がある
●呼吸・循環器の機能増進
●肥満の予防・解消
●老化防止
●足腰鍛錬
●不眠症
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