@ストレッチング(筋肉・腱をゆっくり最大限に屈伸する若返り運動)
指導・澤野明夫(浦和市立三室中学校教論)
私たちにとって、若いかどうかを示す重要な体力の要素は、からだが柔らかいかどうかということです。このことは、体前屈で指先が床につくかどうかで若さをためしたりすることでもわかります。たとえ筋肉は貧弱でも、からだ全体が柔らかいということは、確かに若さに関連して考えてよいのです。柔軟性は他の体力要素である筋力、瞬発力、持久力、敏しょう性などによって、潤滑油のような役割を果たします。
ムリせず反動つけず30秒ほど同じ姿勢をつづけて
常に柔軟性を保持しておくための方法は、1つは昔からなじまれている体操です。そして、もう1つはアメリカで開発され、今はわが国でもたいへん普及しているストレッチングがあります。
ゆっくり曲げ伸ばす
ストレッチングは、ラジオ体操とはちがいます。ラジオ体操は、リズムに乗って軽快にからだの各部を動かす、いわば柔軟体操であり、関節の屈伸運動ですが、ストレッチングはゆっくり曲げ、あるいはゆっくり伸ばします。そして、自分のできる最大限まで曲げ伸ばしつづけます。
ストレッチングは、その名のとおり筋肉や腱を伸ばすことです。強い反動をつけて伸ばすと、筋肉の伸びる力には限度がありますから、いためることがありますが、ストレッチングははずみをつけないで、ゆっくりと無理をしないで伸ばすことが原則です。
といって、あまり大事をとりすぎてはストレッチング効果はのぞめません。目安としては筋肉がピリッとするくらいまで、しばらく(20〜30秒)伸ばしつづけます。体操をする場合はあまり気にすることはありません。呼吸を止めたりしないで、ごく自然な呼吸を行ないます。
柔軟性を増す効果は大きい
ストレッチングは、入浴時など筋肉が伸びやすい上体のときに行なうとより効果的です。気分もゆったりしているので、無理なくストレッチングできるし、1日の疲れもとれ、よく眠れます。
中高年齢層の人にとっては、ストレッチングは、ふつうの柔軟体操のような急激な反動を用いた屈伸ではないために、無理なく行なえるところが最高です。腰痛や肉離れなども防げるし、柔軟性をます効果もはるかに大きいのです。車の中、机に向かっての仕事中、あるいは台所でも、ちょっとした時間を利用してできます。ぜひ心がけて全身を柔らかく、また若返りをはかりましょう。ストレッチングによる健康づくりも、毎日行なうほうが効果的なことはいうまでもありません。
こんな病気・症状に効果がある
○肩こり
○筋肉痛
○血行障害
○不眠症
○老化
○肥満
| Copyright (C) 2001 Sunshine Forum Japan. All Rights Reserved |