@ ソフトの特徴
@英単語は馬込一敏先生が監修しました。
このソフトは、ソフィア英語学院院長の馬込一敏先生監修の「MY ENGLISH PASSPORT」(ソファアインタナショナル発行)に収録されている英単語を使用し、学習力を向上させるトレーニングを行いながら、収録された英単語をマスターしてしまうことを目的に作られています。
A学習力向上理論に基づいて自然に習得します。
このソフトでは、学習力向上理論に基づき、「聴く力」、「読む力」、「覚える力」、「書く力」を向上させることができます。また、言語を習得する際に中心的役割をなす反復学習を高速で行い、意識的な努力をせずに単語を自然に習得していくことができます。
B1日短時間のトレーニングで向上します。
1日に10〜30分程度のトレーニングで十分です。1日に長時間行うよりも、毎日少しずつ継続して行う方がより効果的です。目が疲れたりした場合は、一旦休止し、十分に休んでから使用して下さい。
C慣れがキーワードです。
学習力向上理論のキーワードは「慣れ」です。脳はすぐ「慣れ」を生じます。これを活用します。ですから勉強だと構えず、運動のトレーニングだと思って気を楽にしてのぞんで下さい。やることはただイスに座って、目は画面を見て、耳は音声に傾けるだけです。 |
A ソフトの使用法
A−1 「設定」内容の解説
設定画面では次の設定ができるようになっています。
●繰り返し回数:トレーニング回数の設定です。1〜5回の間で選択できます。
●音声スピード:高速トレーニング、変速トレーニングの音声スピードの設定です。レベル1〜15の間で選択できます。
◆高速トレーニング:レベル1が1.0倍速(ノーマル速度)でレベル15が8.0倍速となります。その間は0.5倍速ずつ増加していきます。高速トレーニングは変速トレーニングで耳慣らしをした後に、その時点で最も聴き慣れした速度で回数多く聴くトレーニングをするためのものです。
◆変速トレーニング:レベル1が1.0−2.0−1.5倍速でレベル15が8.0−9.0‐8.5倍速となります。その間が0.5倍速ずつ増加していきます。変速トレーニングは高速トレーニングを行うための予備的トレーニングで、耳慣らしを行うものです。レベル1から順にレベルを上げていき、より高速の音声スピードに慣れを生じるようにして下さい。
●確認ゲーム:4種類の確認ゲームを選択できます。1問3択1答、1問5択1答、10問10択10答、スクロールの4種類です。
◆1問3択1答:10単語のクイックフラッシュトレーニングが終了した段階でその10単語の中からランダムで3単語が表示され正解を求めます。回答した時、正解、不正解が音声及び表示により示されます。10回繰り返されます。
◆1問5択1答:ランダムで表示される問いが5単語になります。10回繰り返されます。
◆10問10択10答:トレーニングした10単語がすべて表示され正解を求めます。回答した時、正解、不正解が音声及び表示により示されます。正解した場合はその単語が消えます。10回質問が続きます。
◆スクロール:トレーニングした10単語がすべてスクロールしながら表示されます。正解した場合はその単語が消えます。10回質問が続きます。スクロールのスピードが3段階に変えられます。
※1問3択1答から初めて慣れてきたら、他のゲームを体験して下さい。すべての確認ゲームで結果発表表示がなされます。10正解が満点ですので不正解の分が%に反映されます。確認ゲームで100%を達成できるようになりましたら、回答速度の短縮に挑戦して下さい。
●表示色:標準、反転1、反転2、反転3、カスタマイズから選択できます。
◆標準:黒の背景に白の文字です。
◆反転1:白の背景に黒の文字です。
◆反転2:白の背景に青の文字です。
◆反転3:白の背景に赤の文字です。
◆カスタマイズ:背景色と文字色を自由に選択することができます。気分を変えて訓練したい時に便利です。
※スライドトレーニングではページの背景色以外に文字の背景色がありますので、カスタマイズで自由に選択した時に見えにくい状況を生じる時がありますので、その際は再度変更して下さい。
●フラッシュ種類:高速トレーニング、変速トレーニングの表示内容を選択するものです。日本語−英語、英語−日本語、日本語、英語の4種類があります。
◆日本語−英語:日本語の後に英語が表示されます。最初のトレーニングはこれを選択します。その理由は、例えば「リンゴ」という日本語を聞いてイメージが湧いた時に英語の「apple」を聞くことにより、より効果的に英語が頭に入るからです。このソフトは絵を使用していませんが、この方法により始めて英単語を学ぶ人でも効果的に学ぶことができます。
この確認ゲームは日本語で問題が提示されて、英語を選択する形になります。確認ゲームの問いの速度はトレーニングした速度となります。
◆英語−日本語:通常は使用しなくてもよいのですが、英語を聴いて日本語を選択する確認ゲームをする場合に使用します。
◆日本語:日本語を学習する幼児や小学生に使用できます。
◆英語:意味を十分に理解した後に、英語のみでトレーニングができます。英語に対する耳慣れを十分に培うことができます。確認ゲームは英語での問いに表示された英単語を選択します。
●表示順番:ランダム、昇順、降順が選択できます。
◆ランダム:10単語が常にランダムに表示されます。
◆昇順:10単語が常に同じ順番に表示されます。
◆降順:10単語が昇順とまったく反対の順番に表示されます。
※当初は昇順で訓練をします。それにより非常に短期間で単語を記憶することができます。一度昇順でマスターした後にランダムや降順にチャレンジして下さい。
●英単語:None、小文字、大文字の3種類から選択できます。
◆None:もともと入力した通りに表示します。
◆小文字:すべてが小文字で表示されます。
◆大文字:すべてが大文字で表示されます。
※例えば、都市名などは頭が大文字で後は小文字で入力しています。ですからNoneではTokyoと表示されますが、小文字だとtokyo、大文字だとTOKYOとなります。 |
A−2 ソフトの上手な使い方
@耳慣らしの変速トレーニングから
まずは耳慣らしのためのトレーニングを行いますので、「変速トレーニング」を選択します。最初の10単語で学ぶ頭への慣れを作ります。速度は1から始めて、順に早いスピードにもっていきます。形式は最初は日本語―英語から入ります。
「確認ゲーム」は、できそうだったら楽しみながらトライしてみて下さい。最初は覚えることが目的ではありません。速い速度に慣れる耳を作ることです。その点を忘れずに。
A確認ゲームは1問3択1答から
「確認ゲーム」は4種類を用意しています。最初は1問3択1答から始めて下さい。慣れてきたら自分の好きなパターンを選んでトライしてみて下さい。全問正解は当り前の状態になったら、回答するスピードに挑戦します。最短で全問正解にさあトライ!あくまでも楽しみながら・・・
B高速トレーニングで速習を!
「変速トレーニング」で聴く耳ができたら、自分に合った倍速で「高速トレーニング」をします。回数も1〜5回の間で自分で選んで下さい。人にはそれまでの慣れでほぼ定着した記憶回数があります。15回の学習で覚える人は、15回以上学習すると100%に近い記憶を望むことができます。ノーマルスピードでは時間がなくて学習できなかったのが、高速学習によって記憶するまで学習することができます。自分の記憶回数を知ることも役に立ちますね。この記憶回数もトレーニングによって向上させることができます。15回だった人が10回以下になることも可能です。頑張って下さい!
※数ヶ月のトレーニングで4〜5倍の高速で学ぶ学生が出てきました。ある学生に聞きました。「何倍速が一番覚えやすい?」と。そうしたら彼は「5倍速です。」と答えました。そんな学生がたくさん生れています。
C確認ゲームを楽しみながら全単語を征服しよう
「高速トレーニング」ではどんどん「確認ゲーム」にトライしてみましょう。10点満点(10単語)を連発できるかも知れませんね。ここでも全問正解当り前になったら回答スピードに挑戦!確認ゲームの種類を変えて再度トライ!10単語を10グループ学習したら10グループ(100単語)でも確認ゲームにトライしてみましょう。1040単語全部終わったら全体の確認ゲームにトライしましょう。
※英語が嫌いで、単語を覚えるのが苦手、更に英語が5段階評価で1の学生を集めてトレーニングをしました。ある学生は1週間通ってきましたが、1週間後彼は600単語を記憶していました。(確認ゲームで正解)彼はその後、英語が好きになり、英語が得意になり、英語の成績の上昇と共に他の教科の成績も上昇しました。
D「読書力トレーニング」にトライ!
このソフトには、「読書力トレーニング」がついています。このトレーニングにより、高速で読書をすることができるようになります。。これまで意識的な学習(左脳中心の学習)をしてきた人は、どうしても意識的に集中することを強要されましたので、視野が狭く、それによって読書速度も理解するスピードに合わせて遅くなっていました。クイックフラッシュシステム(変速及び高速トレーニング)により高速で情報を読み取り、聴き取るトレーニングをしてきましたが、更に大量に文字を刷り込むことにより、脳は大量の文字を高速でとらえることに慣れを生じ、結果として文字や本を読むことが苦にならなくなる、目から入ってくる情報を意識的ではなく無意識的に処理するようになる、高速で処理する(理解する)ことができるようになります。いわゆる速読ができるようになるのです。
●視野移動トレーニング:眼球を横、縦、斜め、円、ランダムに自由に動かせるようにするトレーニングです。◆横移動、◆縦移動、◆対角移動、◆円移動、◆ランダム移動があり、一定時間ないしは一定回数で自動的に止まるようになっています。スピードは5段階になっています。最初は低速からは始めて下さい。慣れてきたら徐々に高速にして下さい。長時間繰り返してやりますと、眼筋が筋肉痛を起こすことがありますのでご注意下さい。特に眼が凝り固まっている方は無理して行わないようにして下さい。
●視野拡大トレーニング:四角、円、文字、図形(キャラクター)による視野拡大のトレーニングです。広がる枠につれて視野を広げていきます。速度は3段階になっています。これも慣れてきたら速度を上げていきます。5回繰り返すと自動的に止まるようになっています。
●文字認識トレーニング:学習した単語を使用して複数文字の認識トレーニングをします。3単語から始めて10単語までの8種類が入っています。速度は3段階です。20回フラッシュすると自動的に止まるようになっています。
●スライドトレーニング:学習した単語を文章的に頭に刷り込んでいくトレーニングです。ただ眺めているだけで、単語の形が大量に刷り込まれていきます。またこのトレーニングにより読書力が強化されます。一語ずつ読む癖が修正され、目に飛び込んでくる情報を流れで処理する慣れが生じてきます。5段階の速度設定ができます。自動的に30秒で止まるように設定されています。。これも低速から始めますが、読むトレーニングではありませんので、3以上の速度でのトレーニングをお勧めします。
●フラッシュトレーニング:学習した単語を大量にクイックフラッシュするトレーニングです。大きい文字と小さな文字の2種類を準備しました。速度は5段階で、1〜5行までが表示されます。自動的に30秒で終了します。
※視力が悪くなるのは読書やテレビ、テレビゲーム等で長時間一点に集中することにより、眼筋が凝り固まってしまうことが一つの要因となっています。そのために眼筋を適度に動かし、眼球を支えている6つの筋肉をほぐしてやることにより眼の疲れを和らげ、視力の低下を抑えることができます。これはベイツ理論と呼ばれ視力回復のための様々な手法が考案されています。このパソコンの訓練により眼筋を適度に動かしますので、眼のリフレッシュ効果を見込むことができます。
E凝り固まった眼をほぐしながらスライドトレーニングやフラッシュトレーニングに挑戦!
「視野移動トレーニング」、「視野拡大トレーニング」及び「文字認識トレーニング」は、凝り固まった狭い視野を自動的に拡大するトレーニングです。目が疲れないように短い時間でトレーニングします。低速から徐々に高速に上げていきます。目が疲れたら休止し、十分な時間を置いてトレーニングを継続します。「スライドトレーニング」及び「フラッシュトレーニング」は文字情報を大量に刷り込むトレーニングです。読む訓練ではありませんので、英語でトレーニングされることをお勧めします。すべてのトレーニングは、肩に力を入れずリラックスして行なって下さい!
F記憶力トレーニングで想起能力を高めよう!
「記憶力トレーニング」は、一度見たものを再現することにより、想起能力(記憶力)を向上させるものです。易しいものから順に難しい問題へとトライして下さい。記憶とは、一度見たものをその通りに想起する(思い起こす)ことです。多くの方は覚えよう覚えようと努力しますが、想起する(思い起こす)回路をトレーニングにより作ってあげることが記憶力を高める良い方法です。楽しみながら何度もトライしてみて下さい。いつの間にか、教科の学習にも変化が出てきます。こんなに記憶力が良かったかな?と思うほど力がついてきます。
※記憶力トレーニングAとBがあります。Aは学習した単語を使用した3、4、5ペアのマッチングゲームです。英単語と日本語が数秒間表示された後に隠されます。英単語とその翻訳の日本語をクリックして下さい。正解はそのまま表示され、不正解は再度隠されます。Bは元気な言葉、色、果物・野菜、標識、図形、動物、その他から選択します。こちらは3、4、5、6、8ペアのマッチングゲームです。リラックスして記憶力トレーニングを楽しんで下さい。もちろん最初は少ないペアからトライしてみましょう。6ペア、8ペアがクリアーできるようになったら色々と成果が見えてくることでしょう。
G識別力、瞬間判断力を向上させます
「識別力トレーニング」は瞬間判断力を養うトレーニングです。プロの運動選手のトレーニング用に開発された方法と同等のトレーニングを用意しました。これも楽しみながらトライして下さい。瞬間的に識別することは学習でも仕事でも必ず必要な能力です。頑張ってみて下さい。
※60秒で60回のスピードで数字(6、7、8桁)がフラッシュされます。最初に表示された2桁の数字が並んだ順で表示される数字の中に出てきたらスペースキーをたたきます。出た時に正しくたたけたら正解、見逃したら不正解、出てないのにたたいたら不正解、出てないのをそのままにしたら正解となります。60回の内何回が正解でしょうか。
表示速度が3段階に調整できます。最初は1.0倍速の6桁でトライしてみましょう。それで毎回100%が出せるようでしたら1.0倍で7桁、8桁と進みます。そこまで100%を出せたら、中速度、高速度にチャレンジしてみましょう。
H様々な分野の能力開発に役立つ
以上のトレーニングは学習力だけでなく、様々な分野の能力開発に役立ちます。スポーツ選手の方は、必ず変化を感じるようになるでしょう。ボールや相手の選手をよくとらえられるようになったという報告もあります。判断力も増してくるでしょう。なぜでしょうか?すべては脳がコントロールしているからです。脳のある機能を向上させると、脳のその部分が関連するあらゆる働きに影響するからです。ご存知のように小さな頃にイチローは、お父さんとやってくる自動車のナンバープレートの番号を見てそれを瞬間的に足すというゲームをやっていました。そのトレーニングによってイチローの脳は向上したと思いませんか?それがすべてではないにしろ、今のイチローがあるのはそれらの積み重ねなのです。
Iさあ、やってみましょう!
さあ、トライしてみましょう!このトレーニングが将来の大きな財産を作るかも知れません。言われたからやる、というよりは、自分から積極的に取り組んで見て下さい。やる気のある人がそうでない人よりも何倍も効率良く仕事をこなすことができることは事実です。学習も同様です。
J学習力をつけましょう!
「好きなことをやって飯が食えて(生活できて)人の役に立つ人生は最高!」であると思います。自分が目指す仕事や趣味が人や世の中の役に立てば良いですね!でも何を成すにしても学習する力や仕事をする力は必要です。これらのトレーニングがお役に立てば幸いです。 |
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