このプログラムを実際に使用した学習塾の事例を紹介しましょう。
「学べない子供がいなくなった」(学習力向上プログラム実用例)
私は福岡県北九州市で4教室(幼稚園での指導を含む)の学習塾を経営しています。現在、塾生は公立学校や私学のトップクラスから、学校の勉強について行けないために塾に学びに来る子どもたちまで幅広く集まっています。
毎年数人、なかなか理解ができず、本人も、親御さんも困っている生徒たちが入会してきました。ひとりひとりに時間をかけて詳しく説明して、やっと理解できたと思っても、次に教室に来たときには、すっかり忘れているというような状態が続いていました。そんな生徒に対しては、「この生徒の能力はここまでなんだから」とある程度のところで見切りをつけなければならないのが現状でした。
そんな生徒をなんとかしたいと思っていた時に出会ったのが、「学習力向上プログラム」だったのです。
その理論に納得できたので、塾に来る子どもたちに授業の前に、先ずは10分間程度「ただ見ているだけでいいから」とパソコンの前に座らせました。画面を眺めているだけでいいのですから、簡単で楽しく、塾生は「これで頭が良くなる」と思って喜んでやっていました。
子どもたちに変化が現れるまでに、数ヶ月も必要ではなかったと思います。いつの間にか子どもたちは楽に学べるようになり、前述の覚えるのが難しかった子どもたちでさえも学ぶことができるようになりました。
例えば、深夜の2時・3時まで付き合って試験勉強をし、それでも良い結果を出せなかった子どもたちが、定時間の学習だけで、以前よりもはるかに良い成績を出せるようになったのです。事実、学べない子どもはいなくなってしまいました。
毎年、英語・国語・社会・理科などの100題テストをするのですが、以前は40分程度かかっていたテストが25分位で終わってしまうようになったのです。しかも例年に比べて平均点も大きく伸びていました。その中でも前述のような理解の遅い生徒が、それまで20点前後しかとれなかったのが、80点前後とれるようになったのです。
嬉しいことに、ここ数年効率よく学習することができ、ほぼ全員成績も向上しています。導入時よりも生徒は2倍に増え、成績アップ保証コースも開設し、退会率は減少し、お母さん方の口コミでの入会が多くを占め、常に卒業生の数以上の新しい生徒が集まってくる状況が続いています。
今後「学習力向上ソフト」が続々出来上がるので本当に楽しみにしているところです。
秀明塾々長 山崎 憲治
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