食料以外の貯蔵物資

<一般的注意>
 貯蔵とは単に食糧のみ貯蔵するのではありません。食糧以外の貯蔵物資があって初めて有効に活用されるのです。燃料がなくては、お米を炊くことができませんし、缶切りがなくては缶詰めは開けることができません。
 私たちは防寒や傷の治療などを考えて、初めて基本的な貯蔵ができるのです。
 食糧外貯蔵物資にはどんなものがあるでしょうか。燃料、薬品、着火、消化器類、防寒具、その他雑貨などがありますが、どれも皆欠かすことのできないものばかりです。
 これから全部を貯蔵庫にしまうのでなくても、普段から出しやすい場所に保存しましょう。
燃料
 災害時はガスが止まることを考慮に入れなくてはなりません。料理する、油を沸かす、消毒するなど何かにつけても燃料は大切なものです。あなたの家では、今もしガスが止まっても大丈夫ですか。また燃料は危険物ですので、取り扱い、特に火災には注意してください。
1.固型燃料
 手軽に使用でき大変便利なものです。マッチで火をつけるだけで着火し、火力も強力です。また火力の調節ができ、小さい火力で9時間、大きい火力で2.5時間。燃料がなくなるまで何回でも反復使用できます。
2.バーナー類
 登山用品でデパートなどで販売しています。灯油を入れるもの、また現在は油がボンベに入っているものもあり、ボンベを取り替えるだけで何回でも使用できます。予備のボンベも忘れず、保存しましょう。なお、油を保存する時は分散して保存するように。
3.プロパンガスコンロ
 卓上ガスコンロにプロパンガスのボンベが備えてあり、ボンベを取り替えるだけでくり返し使用できます。すき焼きなどの時、一般家庭で使われるもので、体裁もよく、普段利用するものにも便利なものです。
4.マッチ
 これがなくては固型燃料や、バーナーにも火をつけることができません。ビニールなどで必ず包装して保存します。また一度に大量に保存するのではなく、個々に包装し、分散して保存しましょう。
5.その他
 ライター、灯油、煉炭、豆炭などの燃料類、特にライターは必需品です。予備ボンベも忘れないように。
6.消火器
 災害どき、もとも注意しなければならないのは、火災です。燃料など危険物を取り扱っているので、消火器は必ず備え付けましょう。
防寒具
災害はいつ起こるか不明です。私たちは防寒具をも備える必要があります。
1.毛布
 押入れに布団や毛布があるから心配ないと思いますか。災害時それらが役に立たない場合が数多くあります。不要な毛布などを保存用にとっておきましょう。また毛布は防寒だけでなくあらゆる用途に使用できます。
2.その他
 カイロ、アンカ、湯たんぽ、また煉炭や、灯炭などの燃料も時として防寒用として使用できます。またヤッケ、カッパなどが防水具、それにオーバーなどは出しやすい場所にしまっておきましょう。
照明
 懐中電灯、ろうそく、石油ランプなど。なお、懐中電灯は大きいものをお勧めします。また、懐中電灯やトランジスターラジオ用の電池の予備も忘れずに。
薬品
 他の欄に記載してあります。
その他
 トランジスターラジオ、石けん、裁縫具、紙布類、ポリ袋、ヘルメット、テント、防毒マスク、リュックサック、手袋(軍手、ゴム手袋)、はんごう、登山用食器、また2階より逃げる時にも役立つロープ、ひもにもなるさらし、また道具類としてハンマー、のこぎりなど備えたいものです。

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