| 缶詰めの種類 |
料理のヒント |
| かに(水煮) |
かに缶詰めには、たらばがに、毛がに、ずわいがに、はなさきがになどの種類がありますが、代表的なものはたらばがにです。たらばがにの缶詰めは品質により、金線、銀線、赤線、緑線、紫線とレベルで区別され、金線は極上品で太い脚肉を主体に詰められています。以下銀、赤、緑、紫と続き、赤線が普通品で紫はふし肉だけを詰めた徳用品になっています。
豪華な料理には見た目も美しい金線を、また惣菜料理やチャーハン、かに玉、コロッケ、コキール、和え物、吸い物などには赤線以下のものや毛がに、ずわいがになどを利用して下さい。 |
| えび(水煮) |
かにと同様に利用して下さい。 |
| 魚の水煮 |
新鮮な魚の切り身を缶に詰めて、殺菌したもので、うすい塩味がついています。缶の中の汁は魚肉のエキスですから、捨てないで利用して下さい。
味付けがしてありませんので、幅広く利用できます。いろいろと好みの味をつけて、料理して下さい。 |
| 魚の味付 |
しょうゆ、砂糖で味付けたものです。味付きですから水煮の缶詰めよりも料理の手間が省け、そのままでもいただける点は簡単です。またこの味付けは、万人向きの味付けですから調味料を加えて好みの味になおすと、なおおいしく召し上がれます。 |
| 魚の油づけ |
魚を水煮したものを綿実油、オリーブ油などでつけたものです。中でもまぐろなどは、鶏の肉によく似ておりますので、欧米ではシー・チキンと呼ばれて、肉と同様にいろいろなお料理に使われています。 |
| さけ、さば(水煮) |
- 煮る(牛乳、カレー粉、ケチャップなどで煮る。野菜とたき合わせる)
- 蒸す(茶わん蒸し、卵、玉ねぎなどと合わせ型につめて蒸す)
- 焼く(しょうが、しょうゆ、カレー粉、ケチャップなどで焼く)
- 揚げる(唐揚げ、フリッター、コロッケ、ほぐしてボールに)
- 炒める(でんぶ、卵とそぼろに、野菜などと炒める)
- 汁もの(すり流し、酒かす)
- 和える(野菜と酢の物、ゆで卵と和えて、マヨネーズや白ソースでサンドイッチ、カナッペ)
- そのまま(冷たくしてサラダ、マヨネーズや白ソースなどをかける)
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| さば(味付) |
野菜やしょうがと煮込んだり、ご飯の中に炊き込んだり、ほぐしてボールにしてあげたり、そぼろにしてふりかけたりします。 |
| さんま、いわし(水煮・味付) |
- 煮る(野菜や芋類と煮る。ケチャップ、カレー粉などで煮る)
- 蒸す(漬物類、しょうが、その他香辛料と蒸す)
- 焼く(調味料、小麦粉をまぶして焼く、ベーコンと焼く、調味ソースをかけてグラタンにする)
- 揚げる(ほぐして丸め、衣をつけて揚げる、あんかけ)
- 炒める(スパゲッティ、マカロニ、ケチャップなどで炒める)
- 和える(おろし和え、ごま和えなど香味材料を使ったもの)
- そのまま(五目あん、ごま酢あんなどをかける)
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| いわし(油づけ) |
新鮮な野菜と組み合わせたサラダに、マヨネーズを使ってパンにはさみ、サンドイッチ、クラッカーなどに盛り合わせて、オードブルなどにします。 |
| まぐろ(塩水づけ・油づけ) |
- 煮る(牛乳、カレー粉、ケチャップ、酒かすなどで煮込む、洋風、和風の鍋料理)
- 蒸す(ゆで卵などとまぜ、型につめて蒸す、茶わん蒸し、肉類と混ぜて蒸す)
- 焼く(コキール、グラタン、パイ、ほくして生肉とまぜてハンバーグ風に焼く)
- 揚げる(コロッケ、ほぐして丸めてフリッター)
- 炒める(ご飯、マカロニ、スパゲッティ、野菜などと炒める、野菜や卵といっしょに炒める)
- 和える(きゅうり、うど、しょうがなどと酢のもの、酢みそ、からし、黄味酢などの和え物、マヨネーズと和えてサラダ)
- サンドイッチ(白ソース、からしバター、マヨネーズ、ピクルス、玉ねぎなどとはさむ、またほぐしてねり合わせ、カナッペなどにもよい)
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| いか(味付) |
- 煮る(野菜類といっしょに煮る、片栗粉の水溶きを流して調味料をからませる)
- 揚げる(カレー粉、小麦粉などの衣をつけて油で揚げる)
- 炒める(炒めご飯の中に、野菜などと炒める)
- 和える(ゆで野菜や、生野菜と、酢みそ、辛子みそなどで和える)
- 汁もの(けんちん汁などに)
- そのまま(野菜煮付けの付け合せ)
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| 貝殻の水煮 |
あさり、はまぐり、かき、ほっき貝、帆立貝、貝柱などを水で煮たものですから、好みの味がつけられます。液汁には、貝の旨味が出ていますから、これは活用して下さい。
貝特有の香りがありますから、しょうがの味などはよく合います。 |
| あさり、赤貝、貝柱、ほっき、あわび、ほたて |
- 煮る(牛乳、白ソース、ケチャップ、しょうゆ、しょうがなどで煮る)
- 蒸す(茶わん蒸し、酒蒸し、けんちん蒸し、中華風の蒸し物、ゆで卵とまぜ、型につめて蒸す)
- 焼く(卵とまぜて焼く、コキール、グラタン、黄味焼などのつけ焼き、串焼き)
- 揚げる(天ぷら、フリッター、コロッケ、かき揚げ)
- 炒める(炒めご飯、甘酢炒め、野菜と炒める、あんをからませる)
- 和える(酢みそ、ごま、黄味、からし、木の芽などいろいろな和えもの、野菜などと二杯酢)
- そのまま(わさびしょうゆ、白ソース、酢みそ、マヨネーズなどをかける)
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| とり水煮 |
とり肉は、骨付きを丸のまま水煮したものです。
冷たく冷やして、そのままソースをかけても、立派な料理ができあがります。小さく切って串にさし、しょうゆ、砂糖で味つけたものがあります。
- 煮る(カレー粉、ケチャップ、白ソースなどで煮込む)
- 蒸す(ぶどう酒蒸し、キャスロールでの蒸しもの)
- 焼く(カレー、ケチャップ、白ソースなどをかけてそのまま、肉を細かく切ってグラタンに)
- 揚げる(小麦粉、その他衣をつけて揚げる)
- 炒める(野菜、マカロニ、ご飯などと炒める)
- 和える(肉を小さく切り、野菜類と白ソース、黄味酢、辛子みそなどで和える)
- そのまま(マヨネーズや、白ソースなどをかける、ゼリーで固める)
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| 牛肉、くじら(味付) |
- 煮る(ケチャップ、カレー粉、甘酢などで野菜と煮る、カレー、ハヤシライスの材料に)
- 焼く(調味料、衣などをつけて油で焼く)
- 揚げる(小麦粉、その他ころもをつけて揚げる)
- 炒める(野菜、マカロニ、ご飯などといっしょに炒める)
- そのまま(野菜と組み合わせて)
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| コンビーフ |
塩漬けした肉をボイルして缶に詰め、殺菌したものですから、多少塩味がついており、水分も少なくなっておりますので、コンビーフをそのまま油で炒めたりしますと、焦げつくことがありますので、野菜などといっしょに炒めるようにします。
- 煮る(キャベツと重ね合わせてスープで煮たり、シチュー風に牛乳やケチャップなどで煮込んだり、カレー、ハヤシライスの材料にしたり、ゼラチン液で固めてゼリー風の料理に)
- 蒸す(マカロニ、野菜、卵などとまぜ、型につめて蒸す)
- 焼く(コンビーフをほぐし、野菜と炒め合わせ、卵を割りおとして、ハムエッグ風に、生肉とまぜ合わせて、ハンバーグ風に)
- 揚げる(衣を作り、その中にほぐして入れ、油で揚げ、フリッターにする)
- 炒める(バターいため、野菜、ご飯と炒め合わせる)
- そのまま(じゃがいもや、野菜のサラダに、うすく切って付け合せる、マヨネーズ、トマトケチャップをかけて)
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| アスパラガス |
アスパラガスには、白(ホワイトW)、うす緑(ペールP)、緑(グリーンR)の3種類があります。短く切ったスープカットというのがあり、そのままスープの浮身にします。アスパラガスの穂先は、缶マークの打ってある方にそろえてありますから、缶マークの打ってない方から開け、穂先のおいしいところを傷つけないようにします。
- 煮る(牛乳や白ソースで煮る)
- 焼く(白ソースをかけて、グラタンに)
- 汁もの(コンソメ、ポタージュスープなどの浮身に)
- サラダ(マヨネーズ、白ソース、ドレッシングソースをかける)
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| ふき |
- 煮る(うす味の調味料で、他の野菜と煮込む)
- 酢のもの(甘酢、酢じょうゆで)
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| マッシュルーム |
マッシュルームは、丸のままの形をしたホール、あるいはボタンというのと、うすく切ってあるスライスというのが、水煮されて入っています。これをいろいろな料理の材料として使いますと、実においしい旨味を持つものです。
一番簡単には、バターで炒め、塩、こしょうで味つけて下さい。
- 煮る(牛乳、ケチャップ、カレー粉などの煮込みもの、唐辛子や、しょうゆと味つけ中華風に)
- 蒸す(洋風蒸しもの、キャスロールなど)
- 焼く(グラタン、肉類と炭火で焼く)
- 揚げる(衣をつけて、フリッター、かためのソースでまとめコロッケにする)
- 炒める(ベーコンと焼いたり、バターで焼いたりする、ご飯、マカロニ、スパゲッティと炒める)
- 汁もの(コンソメ、ポタージュの旨味にする)
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| なめこ |
- 蒸す(茶わん蒸し、空也蒸しなど)
- 和える(おろしあえ、なめこ豆腐)
- 汁もの(なめこ汁、雑炊)
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| たけのこ |
丸のまま、あるいは適当な大きさに切って、水煮してありますので、そのまま使える点、たいへん便利です。
たけのこを切りますと、白い粉がありますが、それはたけのこのタンパク質で、チロシンといい栄養もありませんが、害にもなりません。料理のときは洗ったほうがよいようです。
- 煮る(うす味で煮る、鍋ものの材料、たけのこめし)
- 蒸す(茶わん蒸しなどの材料、ひき肉などとまとめて、中華風の蒸しもの)
- 炒める(いろいろな肉、野菜との炒めもの、卵と炒める)
- 和える(酢みそ、辛子みそなどいろいろな和えもの)
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| スイートコーン |
クリーム状のクリームスタイルと、粒のままのホールスタイルとがあります。
クリームスタイルは、とうもろこしの粒をすりつぶして、砂糖と塩で調味してあり、スープなどに使いやすいようにしてあります。また粒のものは調味してありませんから、好みの味にして使います。
- 煮る(いろいろな野菜、肉類、牛乳とあわせて煮る)
- 蒸す(野菜、肉類、卵、牛乳とコーンをあわせて蒸す、キャスロール)
- 焼く(グラタン、小麦粉とあわせてうす焼き、卵とあわせて卵焼き)
- 揚げる(フリッター、コロッケ)
- 汁もの(みそ汁、スープなどに)
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| みかん、もも、なし、チェリー(果実シロップ漬け) |
みかんの汁が白くにごっていることがありますが、これはみかんに含まれているヘスピリジンというのがとけて出て、にごったものです。このヘスピリジンはビタミンPの母体で、血圧を下げる役目をもっている貴重なものです。
- そのまま生クリーム、洋酒をかける、フルーツカクテル
- ケーキ類の飾りに
- ゼリー、寒天よせ
- ミキサーにかけてジュースに
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| ジャム類(いちご、マーマレード、リンゴ) |
- サンドイッチにホットケーキ、マフィンに
- ケーキ類の材料
- 洋酒類、紅茶の中に入れる
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| ジュース(オレンジ、リンゴ、グレープ、パイン、トマト) |
- 冷やす(10℃)、温める(70℃)
- サイダーや炭酸水、洋酒をまぜて使う
- ゼラチンで固めてゼリーに
- トマトジュースは料理用として、煮込みもの、スープなどにも使う
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| 各種調理缶詰め |
- 熱湯で15分ほど温めてから缶から出す
- 肉類のものは、野菜を付け合わせたり、その他パンやご飯に使う
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