人生に役立つ名言集
この記事はメールマガジンから転載したものです。

どのような成功も家庭の失敗を償うことはできません。

2001年9月の名言
No.007
この言葉は私の座右の銘です。今から約27年前に、まだ独身の時にこの言葉を知る機会がありました。とても素晴らしい考えだと思い記録しました。結婚をして家庭を大切にしたいと思っていましたのでこの言葉を取り出して、座右の銘としました。
これまでの人生で、この言葉の精神を完全に生かしてこれたわけではありませんが、できるだけの努力はしてきたつもりです。
人間は仕事と家庭と趣味と社会奉仕等をバランスを取って実行しなければなりません。ついつい仕事が忙しかったり、趣味や娯楽に心を奪われると、家族と過ごす大切な時間を見過ごしにすることになります。
米国の映画の中にも仕事で忙しすぎるお父さんが、子どもや家族の心を傷つけてしまっていたことに気づき、最後は子どものヒーローになって子どもの心を取り戻すというストーリーがあります。わたしの印象に残っているものは、一つが「フック」であり、もう一つが「ジングルオールザウェイ」です。一度この映画をご覧になったら良いと思います。
家族が第一です。後の仕事はすべて家族を支えるためのものです。もう一度時間の使い方、思いと気の使い方をチェックしてみましょう。

No.008
長崎県が青少年健全育成・環境浄化キャンペーンとして出している「ココロねっこ運動」や福岡県が大志を抱く青少年の育成に向けて出している「青少年アンビシャス運動」の中身を見ると家庭における両親の働き、家族の働きに着目し、その大切さを訴えていることがわかります。(上記運動の詳細はサンシャインフォーラムのホームページから)
今世の中で起こっている様々な問題の多くが、家族関係の問題や家族で抱えている問題を解決できないことによって起こっていると言ってもやぶさかではありません。
私たちは家庭という社会の基本単位にもう一度立ち返って、家族のきずなを強めることによって問題を解決することをトライしてみる必要性があります。その方法はサンシャインフォーラムでも提案していきたいと思います。


No.009
現在社団法人青少年育成国民会議が出しているテーマの一つに「大人が変われば子どもも変わる」というものがあります。その通りだと思います。子どもに変わりなさいと言う前に、私たち大人が変わる必要があるのです。親が家族や家庭を顧みなければ、子どもは決して良い方向へは進みません。反面教師という言葉がありますが寂しいものです。できれば「親の背を見て子は育つ」ということわざを良い方に引用できれば最高ですね。
家庭は大切です。子どもを育てながら親が反省して成長します。この営みがとても重要だと考えます。親と子は対等に向き合って生活します。子は親から学び、親は子から学びます。家庭とは人間が本当に成長できる素晴らしい神聖な場所なのです

No.010
長崎県青少年育成県民会議の「家族の日」を推進するパンフレットに、「家庭の日」運動入選標語とコメントが記載されていました。「親と子の会話で築く 家庭の輪」「しあわせを親子で築く家庭の日」子どもたちが健全に育つためには明るく円満な家庭が必要です。とこれらは事実です。親としての責任は次世代を担う子どもたちが、健全に育つように環境を作り上げることです。親が責任を果す第一の場所が家庭です。家庭が子どものオアシスであり、大変な時の避難場所である必要があります。そして親は子どもの最後の砦であり心の基地である必要があります。
どのような成功も、もし家庭が不幸であれば、伴侶や子どもがしあわせを感じていないとすれば、それは虚しいものだと考えます。縁逢って家族となった伴侶と子どもたち、そのしあわせを大切にするならば逆に人生の荒波をも元気を出して乗り越えられるのではないでしょうか。愛は力です。

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