「おはよう」のあいさつ

福岡県　水俣千賀子

　朝の『挨拶』をあまり自分の方から言わなくて、大人に「おはようございますと言いなさい」と催促されて、しかたなくしていました。そのうちに夫婦で言い合い、親子（祖父母と私たち）で言い合っているうちに、起きたらすぐ「おはようございます」と自分の方から言うようになり、言うのを忘れた時も、強制せずに大人の方から「おはよう」と言うと「おはようございます」という元気な声がかえってくるようになりました。朝がとても気持ちがいいです。

―それから１年後―しつけのアイディアの葉書を出したときは、うまく『挨拶』ができているなあと思っていたのですが、このごろは私自身も忘れてしまって、また同居中の母も孫に対して気が向いた時に言うくらいなので、子どももいつ頃からかまた言わなくなってしまいました。環境と言うものは子どもにとって、こわいくらい大事なんだなあと思いました。やっぱり私が頑張って直していかないといけないのだなあとつくづく思いました。