命令調でなくほめる

岡山県 浜田真奈美

 子育てをしていて難しいことは、子どもによい習慣をなるべく早い時期に身につけさせることです。難しいけれど、一度身につけてくれれば子どもにとってはもちろんよいし、何より親自身が楽になることがもっともよく、精神的に安定した気持ちで子どもと接することができます。しつけをする場合、言い方でも「歯みがきしなさい!」と命令口調で言わないで、「歯みがきできるかな?」と(怒っていても)なるべく穏やかな口調で問いかけてみて、「そんなのできるよ」と返ってきたらしめたものです。他にも身近な例として「お片付けをしなさい」「パジャマに着替えなさい」「くつをそろえなさい」と一方的に言わず、「・・・できるかな?」という問いかけでのやりとりは、案外簡単にしつけができる手始めです。もう1つの方法は、子どもが3歳なのですが、4歳にもうすぐなるということを、とても楽しみにしていて、「もうすぐ4歳なんだから、そんなことできるよ」が口ぐせで、母親として、しつけを上手にする為にしっかり利用しています。やはり、「よくできた、よくできた」とほめることが第一ですね。