時間割は自分で

石川県 竹内保子

次男が小1の時のこと。遠足で疲れた様子だったのです。いつも夜に時間割をしてしまうのですが、その日はできませんでした。次男は「お母さん、1日だけ、今日だけおねがいしていい」と言うので、いつも言わないことだし「うん、じゃ今日だけね」と言って、あわせ始めました。でもふと夜できなかったら朝でもいいじゃないかと思いました。今日だけがいつもとならないためになんとかしようと思い、考えました。そこで、『新しい社会』という社会の本と、『新しい生活』という道徳の本をわざとまちがえました。次男は学校から帰るとすぐ、「もうお母さんには時間割、まかせられない」言っておこり、それ以後、今4年ですが、一度も私にたのんだことがありません。そして1度も教科書を忘れたことがないそうです。私は、次男がまだ小1だからうまくいったように思いました。