いすの下には敷物を

福岡県 永山真由美

我が家では、子どもの離乳食の頃、子ども用いすの下に、敷物を敷いて食事をさせていました。離乳食初期の頃は食べさせていたのですが、7〜8ヶ月になると、スプーンや食べ物を自分で持ちたがるようになりました。そこで、私はスプーンを持たせたり、ごはんも小さな小さなおにぎりにするなどして、なるべく子どもの好きなようにさせていました。しかし、そのこぼすことこぼすこと、自分の子にいびられる思いがしたほどです。でも、いすの下に敷物を敷くことで、少々こぼしても私のほうが笑っていられるようになったのです。おかげで楽しい食事ができましたし、長女ひかるは、1歳8ヵ月で、スプーンはもちろんおはしも「お母さんより上手」とほめられる(!?)ほど上達しました。次女まるみも2歳4ヵ月の今、ひかるほどではないけれど、おはしでがんばっています。敷物もいろいろ試してみましたが、新聞の広告が一番便利でした。大きい物だと1枚ですむし、水分を下に通さないものもあり、シチューやカレーをこぼしても笑っていられます。食後は丸めて捨てるだけ。(ゴミにはなりますが・・・)敷物のおかげで近所からの昼食やパーティのお誘いも気楽に行けるようになりました。初めは恥ずかしかったのですが、だんだん他の子もそうするようになり、親同士も気楽に楽しめるようになりました。(今はもうそれぞれ敷物からは卒業してしまいましたが・・・)