難聴(なおる難聴・なおらない難聴)

病気の特徴(突然性難聴はニ週間が勝負)

 耳のきこえがわるい状態を難聴といいますが、難聴には伝音難聴と感音難聴があります。伝音難聴は音が伝わる途中の外耳、中耳に異常があってきこえがわるいのですが、感音難聴は音の受け皿である内耳や聴神経が正常でないためです。ですから伝音難聴は手術などによってきこえをよくできる可能性がありますが、感音難聴はきこえをよくする、あるいはもとにもどすことは困難です。

 伝音難聴をもたらす病気には中耳炎、耳管狭窄症などがあります。一方、感音難聴は母親が妊娠中に風疹にかかったための先天性のもの、おたふくかぜによるものなどがありますが、おとなの場合は突然性難聴がほとんどです。

 ある日突然、急激に耳のきこえがわるくなる病気で、朝起きてみると、きこえがわるく耳が詰まった感じがし、三、四時間できこえにくく、ニ、三日してさらにわるくなるというぐあいに急激な経過をたどります。

治療のポイント

 治療の勝負は症状がでてから約二週間です。早ければ早いほど治療の成績があがります。

 
老人性の難聴も感音難聴の一つです。この場合、ふだんの会話にさしつかえるほど強いものなら、やはり補聴器を使うべきでしょう。これで万事もとどおりになるというわけにはいきませんが、それでも使うと使わないではまるでちがいます。補聴器を選ぶときは、実際に本人がつけてみてから買うことです。また、会話が不自由なほど耳が遠い場合、年のせいではなく、手術でなおせるものであることがあります。最近とくに問題になっているのは、ヘッドホーン難聴です。ボリュームをあげて毎日長時間つけていると聴力がもとにもどらなくなります。また大きな音を出すディスコ音楽などでも難聴がおこることが知られています。

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