白内障(白内障の手術は安全です)

病気の特徴(目の前に白いもやが・・・・・・)

 老化はまず歯にあらわれ、次に目にくるといいます。老人の失明のほとんどは白内障が原因です。白内障というのは目にとってはレンズの役目をしている水晶体が白くにごってしまう病気で、白そこひともいわれます。ひとみの部分が白くにごってみえます。一般的な症状としては、目の前に白いモヤがかかったようになって、ものがみえにくくなります。とくに明るい場所ではまっ白になって、人の顔もみえにくくなります。

 一番多いのは齢をとるにしたがっておこる白濁(白くにごる)で、老人性白内障といわれるものです。何歳ごろからはじまるか、何年たったらみえなくなるのか、人によってまちまちです。

治療のポイント

 いったんにごってしまった水晶体を透明なものにもどす薬はありません。症状はだんだんすすんでいきますが、この進行を食いとめるには手術しかありません。

 昔はよく熟してからでないと手術がうまくいかないということで、目の前の指がやっと何本かわかるぐらいに白内障がすすむのを待って手術していたのですが、いまでは視力が〇・一になったときを手術の目安にしています。手術は局部麻酔で約一時間、入院は一週間から十日間というのがだいたいの標準です。安静は一両目で、安全な手術です。

 水晶体摘出後、視力の回復のためにメガネを使います。かなり度の強い凸レンズのメガネをかけますが、めがねをきらう人はコンタクトレンズを用いるとか、あるいは手術の折に、プラスチックの人口レンズを目の中に埋めこんでしまう方法もあります。

 しかし水晶体とちがってピントの調節が自由にできないので、たとえば遠くがよくみえるような状態にしておいても、近くをみる場合には近用のメガネ(老眼鏡)をかけなければなりません。

 
白内障を手術した目で生活していくためには、いずれの方法で視力を回復したにせよ、ふつうの目のときにくらべてちょっと 不便な日常になることは覚悟しておかなければなりません。

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