結膜炎(うつる結膜炎・うつらない結膜炎)

病気の特徴(効きすぎる点眼薬にご用心)

 結膜とは白目のところと、上下まぶたの裏側の赤い部分を言いますが、この両者は奥のほうで折れ返ってつづいています。

 結膜は目の表面にあって、外部からの刺激を受けやすく、涙でしょっちゅう湿っているために細菌も繁殖しやすいのです。この結膜におこる炎症が結膜炎です。おもな症状は充血と目やにです。そのほかにまぶたがはれたり、涙の量がふえたりします。とくに病原菌はなくても、たとえば夜ふかしがつづいたときとか、読書のしすぎなどのために目がしょぼしょぼして目やにがでることもあります。

治療のポイント

 目やにがあるときは点眼薬を使いますが、効きめがゆるやかで、副作用の少ないものを選びます。市販の点眼薬のなかには、一滴点眼するとすぐ目の充血がとれるものもありますが、こういう強い作用の点眼薬は長い間使っていると、副作用がでることもあります。点眼薬はニ、三ヶ月使うぐらいにし、長期間連用はさけます。

 結膜炎は大きくわけて、伝染するものと、しないものがあります。

 伝染しやすい結膜炎の代表が流行性角結膜炎、いわゆる「はやり目」で、ウイルス感染によっておこります。治療は専門医にまかせるべきですが、患者自身は使ったハンカチやタオルは煮沸消毒するなど伝染予防に細心の注意を払ってください。トラホームも慢性結膜炎の一つですが、近頃は激減しています。

 非伝染性のものでは結膜下出血があります。朝おきてみたら、白目が真っ赤になっていたりします。そう心配するほどのことはありません。一日二回、一〇分ぐらいずつ蒸しタオルであたためますが、症状が消えるまでには、ふつう五、六日かかります。

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