冷え性(冷え性はからだのなかから退治)

冷え性とは(貧血や自律神経の失調が原因の場合も)

 ある大学の調査によると、日本女性の大半は冷え性だそうです。ほぼ二人に一人の割合といいますから、これは大げさにいえば、日本女性独特の病気といっていいかもしれません。とくに十九歳以下の思春期と、四十五歳から六十歳の更年期に多いようです。

 ところが、こんなに冷え性は多いというのに、その原因や治療になると、これといったきめ手になるものがないのです。だいたい冷え性といっても、実際に温度が下がって冷たいのか、その人がただ冷たいと感じるだけなのか、これだけでさえいろいろの考え方があります。

 冷える場所は腰が一番多くて四〇%、ついで足、膝から下肢にかけてで、手はわずか六%程度です。季節はやはり冬が圧倒的に多いのですが、真夏でも冷えを訴える人が少なくありません。ですから薄着や気温ともあまり関係ないことになるでしょう。冷えるからといって、いろいろなものを巻きつけたり、カイロを当てたりするのは、やらないよりはいいかもしれませんが、習慣になるとこんどはこれをとると、寒くてたまらなくなります。ほどほどにして、くせにならないようにします。

治療のポイント

 冷え性の治療は、こうした外部からの条件よりも、むしろ内部からの条件を改善することが大切です。

 若い人の冷え性の原因で一番多いのは貧血です。また更年期症状の一つとして冷え性がおきた場合には、その原因は内分泌の失調(異常)、自律神経系の失調などが考えられます。

 医者の指導によって、こうした治療を行うと同時に、気を楽にもつということがきわめて大切です。治療のきめ手がないといっても、これで案外あっけなくなおる冷え性も少なくありません。

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