膣炎(膣炎はおりものでわかります)

  膣炎にはいろいろなものがありますが、共通の症状はおりもの(こしけ)です。おもな膣炎には次のようなものがあります。

 トリコモナス膣炎(黄色いおりもの−トリコモナス膣炎)

病気の特徴

 
トリコモスという原虫によって起こる膣炎で、おりものを訴える人の三分の一がこの病気によるものだともいいます。外陰部、膣にひどいかゆみを感じ、チーズ様の黄色いおりものが出たり、赤くはれたりします。一般に高温、多湿の季節に多いようですが、最近は冬でもかかります。通気性のわるい下着はやめます。

治療のポイント

 軟膏をぬったり膣錠をそう入したりする治療を二週間ぐらいつづけます。三、四回ほどで症状はとれますが、かゆみがなくなったからと治療をやめるとすぐまた再発するので、よく治療するしかありません。夫婦ともに治療します。

 カンジダ膣炎(白いカスの混じったおりもの−カンジダ膣炎)

病気の治療


 カンジダは真菌、すなわちカビの一種です。症状は先のトリコモナス膣炎とひじょうによく似ていますから、医者にまずおりものを調べてもらい、どういう菌によっておこっているかをはっきりさせることが先決です。

 
カンジダは子供や老人には少なく、成熟期の女性に多いのです。とくに妊娠中によくみられます。

治療のポイント


 症状で多いのは外陰部やその周辺にはげしいかゆみがおこり、白いカスの混じったおりものが多くなります。これは膣内と外陰に真菌が発生しておこる炎症ですから、治療は、抗真菌剤の膣座薬を使うと同時に軟膏を外陰部にも広くぬります。ただしかゆみどめのため、湿疹などによく効く副腎皮質ホルモン入りの軟膏をぬると、かえって悪化させることになりますから注意してください。しろうと療法より、医者にみてもらうことです。夫婦ともに治療することが必要です。

老人性膣炎(閉経後にふえるおりもの−老人性膣炎)

病気の特徴

 卵巣の機能が低下して閉経すると粘膜が萎縮し、おもちが固くなったような状態になります。この頃、尿がしみる、痛い、おりものがふえるなどの症状がでるのが老人性膣炎です。

治療のポイント


 老化によるものだけになおりにくいのですが、卵巣ホルモンを内服したり、錠剤を直接膣に入れたりします。ただし、早目に手当てすることが大切です。がんでないことがはっきりしていればそれほど心配はいりません。

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