病気の特徴(痛みだけでなく心臓、脳、腎臓にも影響が)
通風という病気は、昔は“帝王病”とか“ぜいたく病”などといわれていましたが、食生活がぜいたくになるにつれ、働き盛りの人を中心に年を追って患者がふえ、いまではごくありふれた“庶民病”といわれるようになっています。
通風の発作は、関節に激痛がおこります。眠っているときに足の親指のつけ根によくおこります。発作のときは、患部に風が当たっても痛いくらい(通風の名のゆえんです)です。痛みはしだいにひどくなり、動けなくなります。この痛みこそ通風の特徴ですが、痛みは放っておいても十日もすればケロリとおさまってしまいます。だからといって病気がなおったわけではありません。
通風は、血液中に尿酸という物質がふえ、患部に尿酸の結晶が沈着するためにおこる病気です。尿酸が足の親指のつけ根などにたまると、体内の白血球は異物であると“判断”し、これを食べはじめます。痛みはそのときおきた関節の炎症のせいだといわれています。
治療のポイント
通風治療の第一条件は、血液中の尿酸を減らすことですが、そのためには尿酸を尿の中へどんどんだしてやることです。そのための薬をずっとのみつづけます。通風はしだいに心臓、脳、腎臓にも障害をおこす病気ですから、尿酸値を正常に保ってこれを予防することが大切です。
通風の原因となる高尿酸血圧は、いまのところ高血圧と同じように一生の病気です。尿酸値の高い人は暴飲暴食をさけ、肥満にならないようにし、精神的ストレスにも気をつけます。また現在は通風発作のない人でも、尿酸値が高いとお医者さんにいわれる人は尿酸値をコントロールする治療を受けるべきです。
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