病気の特徴(血行がわるくなっておこります)
気温がぐんと下がると、私たちのからだはなるべく体内の熱をにがさないように“防衛反応“をおこします。それはあたたかい血液をあまり流さないように血管を収縮させるはたらきです。この調節作用は、常に外気にさらされがちな手や足や耳で鋭敏に反応します。血液の流れが制限されると、皮ふへの栄養や酸素の補給がわるくなり、皮ふ障害をおこしやすくなるのです。
ひび、あかぎれの場合は、血行がわるいために皮ふの一番上の角層へ栄養が十分にいかず、さらに外気の低温、低湿が加わって、皮ふがさけるのです。一方、しもやけは寒さのため血管がマヒして開いたままになり、うっ血しておこります。この血液が周囲の組織ににじみでて、かゆみとはれをおこし、ついにはくずれてしまうのです。
予防のポイント
皮ふ病は全般的に遺伝体質的な要素が強いのですが、主婦は炊事や洗たくで皮ふ表面を保護している脂肪膜を洗い落とすため、ひび、あかぎれをおこしやすいのです。ですから、水仕事のときはゴム手袋をする、あとはハンドクリームでよく手入れをします。素手で水にふれたら、すぐタオルで手をふきます。また血行をよくするため、入浴や患部を湯にひたす温浴、マッサージのほか、栄養価の高い食事をするよう注意します。
治療のポイント
ひび、あかぎれの薬としては、いろいろな軟膏が市販されていますから、相談してみることです。あかぎれの場合、抗生物質のはいった軟膏を使う時もありますが、血行をよくするためビタミンE剤の内服や赤外線照射で治療効果を高めることもあります。
なお、冷たい戸外で遊んだりしたあと、急に風呂やこたつで温めるのは禁物です。寒暖の差が大きいと、冬の皮ふ病の症状がでやすいからです。あらかじめマッサージで温め、血行をよくします。
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