薬疹はアレルギー反応(薬を乱用すると、いざというときたいへん!)
テレビをはじめラジオ・新聞・雑誌などでは毎日のように新しい薬のコマーシャルが目をひきます。薬の世界はまことに日進月歩でありがたいとも思うのですが、その反面、薬についてまわるやっかいな問題が薬疹です。
薬疹というのは、薬をのんだり、注射したりすると、皮ふにできるぼつぼつですが、多くはアレルギー反応によってできたものです。
アレルギーについてくわしいことは別項(130ページ)をみていただくとして、ある薬をのむとその薬が体内のタンパク質と結合して、からだのなかに“反乱”をおこす下地をつくります。そこへ再び同じ薬がやってくると“反乱”がおこり、薬疹となってあらわれるのです。
その下地ができるのはいつなのかわかりません。何年も使っていた薬でかぶれたりして首をかしげることにもなります。
病気の特徴
薬疹のでかたは千差万別で、ただかゆいぐらいから、からだじゅう真っ赤にただれたり、水ぶくれになったり、おまけに熱がでたり、関節痛や悪寒がしたりもします。
だれがのんでも薬疹をおこす薬など、最初から許可になるわけはありませんが、だれかが薬疹になる可能性となると、ほとんどの薬があてはまりそうです。抗生物質などをあまり手軽に使っていると、いつのまにか“反乱”の下地ができ、生命にかかわるここ一番のときに使えなくなるという事態もおきます。乱用はつつしみたいものです。
治療と予防のポイント
薬疹は二度、三度とくり返すうちに、症状はだんだんひどくなってきます。薬疹ではないかと疑われるときは、徹底的に“犯人”をたしかめる必要があります。犯人探知には忍耐がいります。医者と協力して、つきとめたら、二度とその薬は使わないようにします。
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