エキナセア Echinacea

学  名:Echinacea angustifolia

原 産 地:北アメリカ

利用部分:根

  北アメリカ先住民や白人開拓者が使用してきた伝統的ハーブ。ヘビに噛まれたり、虫に刺されたりしたときなどをはじめ、ジフテリア、腸チフス、小児コレラ、梅毒、外傷、火傷、めまいなど、広い用途に用いられた。ペニシリンの出現とともに、一時人気が低下したが、近年ふたたび人気をとりもどし、ハーブ製品販売額において全米第1位となった。婦人科、小児科、皮膚科、泌尿器科、外科、アレルギー治療などの分野で、治療効果があるといわれている。風邪・インフルエンザの予防薬、カンジタ感染、前立腺炎、リウマチ性関節炎などの治療に薬品としても用いられている。