ウイチョウ Fennel

学  名:Foeniculum vulgare

原 産 地:ヨーロッパ、地中海沿岸

利用部分:花、葉、茎、根、種子、精油

  地中海原産のセリ科の多年生草本。水蒸気蒸留法で精油を採る。香味野菜として肉料理、サラダやヨーグルトなどにも用いられる。種実は、パンなどの中に入れて焼くと、食欲増進や寒気とりに効果がある。伝統医薬では、急性腸カタル、脚気、嘔吐、腸痛に用いられている。抗菌、駆風、健胃、デオドラント作用、発汗、去痰、駆虫などの効果があるといわれる。