ジュニバー Juniper

学  名:Juniperus communis

原 産 地:ヨーロッパ

利用部分:葉、果実、木質部、精油

  ヨーロッパ原産の常緑樹。北欧諸国では、魔よけの力を持つ木として尊ばれた。実からとるエッセンス・オイルには、利尿、健胃作用があり、実をワインにしたものには、食欲増進、腎機能改善の効果が報告されている。ジュニパーティーは、肝機能・リューマチの改善に役立つという。強壮、駆風、健胃、催淫、収斂、神経強壮、鎮静、発汗、利尿、痛経、抗毒、浄血などの作用が認められている。ハーブティーとしては、他の薬草との組み合わせにより、膀胱や腎臓の疾患用に調剤されている。