ゴボウ Burdock

学  名:Arctium lappa

原 産 地:アジア、ヨーロッパ

利用部分:葉、茎、根、種子

  アジア、ヨーロッパ原産の多年生植物。日本をはじめ、アジアではゴボウを食用とする。中国では昔から、風邪、流感、肺炎などに薬用として用いる。主成分は糖質である。リン、カルシウム、食物繊維の含有量も多く、大腸ガンや動脈硬化を予防する作用がある。ゴボウには、利尿、解熱、発汗促進、殺菌、抗腫瘍活性などの効果が報告されている。伝統医療の中では、ガン、リウマチ、通風、利尿、胃病、湿疹などの疾患に使用されてきた。現在の医薬品としては、下痢や利尿薬、また、スキンケア用品などに用いられている。