『子供たちをどのように見ていますか』

子供に対する思いのスキンシップについて述べてみたいと思います。子供をどのように見るかという点がとても重要になります。子供は親の所有物ではなく、大切な預かり者だと考えることです。私たちは大切な預かり物は好き嫌いに関係無く、壊したら大変ですからとても丁寧に扱います。ところが自分の物は好きな内はとても大切に扱いますが、いったん嫌になったら放り投げてしまうこともあります。「自分の物だからどんなに扱ってもいいじゃないか。」と自分の行為を正当化します。
子供は大切な預かり者です。預かり者ですから、好き嫌いの感情は度外視して、大切に扱うことを決意する必要があります。次に自分の子供ですから、最大の思いを注ぐことが大切です。愛情です。「おさえつけないで見守るおおらかな心が子供を成長させる。」と平井先生は言っておられます。
「おおらかな心」とはとても素晴らしい思いを表わしています。預かり者として大切に思うことと、子供の成長を託されている親としておおらかに見守る思いとを持つならば必ず子供を立派に育てられると確信します。子供は自分が親からどのように思われ、見られているかをとても気にしています。どうぞ子供を「おおらかに見守ってあげて」下さい。子供は本当にいっぱいいっぱい愛すべき存在です。