出かける時に『 がんばって!』と言って握手を交わす

思春期を迎えた娘を持つ母親が、その娘としっくりいかなくなりました。お互いにいつも感情的な言葉が行き交うようになり、顔を見るのも辛くなってきました。どうしたら良いか迷った挙句、母親は一つの決意をしました。これまでの感情的な対応を娘に謝りました。そして、『信頼しているから。がんばって!』と握手をしました。最初は双方共に照れくさく、違和感がありましたが、その握手はその日から毎日続きました。母親は、父親や別の子供にも握手をして家から送り出すことにしました。毎日その家の玄関先では母親の元気で大きな声が聞こえてきます。『 いってらっしゃい。がんばって!』 もちろんしっかりと握手が交わされています。
今では娘との間に温かい会話が交わされています。『握手をし始めてからは心が離れていると感じることはなくなりました。』と母親は言っています。
上記は私の妹夫婦の体験です。この体験を聞いてから、私の妻も握手を始めました。最近は子供達も握手をしないで出かけるともの足りないのか、忙しい妻の所に急いで来て『 行ってきます。がんばるからね。』 と自分で言って出かけて行きます。
是非家族で握手の習慣を作りましょう。素晴らしいスキンシップです。