『夫婦で残りの人生設計を考えて見ましょう』

長寿国を維持している日本ですが、それでもすべての人がいつかは寿命を全うしてこの世を去ります。平均寿命が女性で八十三歳、男性で七十七歳前後の統計が出ています。実際に新聞の「おくやみ欄」を見ると八十代で亡くなる方が多いのですが、七十代、六十代、中には五十代で亡くなっている方がおられるのもまた事実です。もっと若くして亡くなる方もおられます。
さて、あなたはあと何年夫婦をやっていきますか?二人とも八十代とか九十代でこの世を去ると考えるとまだ永い年月があると思うでしょう。しかし、もしあなたかあなたのパートナーの寿命が希望よりも短いとしたらいかがでしょうか?これは誰も予見することのできないことなのです。未来に希望を持ちますが、やってくる事実を否定することもできないことです。つまり将来何があるかわからないのが事実です。
新年を迎えましたが、昨年何があったかを考えると不安を覚えます。昨年起こった米国中枢同時テロ後、海外への旅行や飛行機に乗ることさえ避けている人々が大勢出てきました。人生何があるかわからないと考えた人がいること、自分だけは大丈夫だと考えている人ばかりではないことがこれからわかります。
では、あなたはあと何年夫婦をやっていきますか?これも実際わからないことなのです。でしたら一日一日を、一週間一週間を、一ヶ月
一ヶ月を、そして一年一年を大切に過ごすことは必要なことではないでしょうか?私たちは残された人生をもっと有意義で実りある時間で刻んでゆけたらと思うでしょう。
新年の丁度区切りの良い時です。夫婦で残りの人生をどのように組み立てるか、どのように有意義で楽しく過ごすかの設計プランを
立ててみてはいかがでしょうか?今年もお二人の上に豊かな祝福がもたらされますように祈念致します。しあわせな夫婦関係を築くことができますように。