『夫婦間の友情を築き上る』

前回伴侶を尊敬することが先ず大切であると書きました。尊敬するとは、「他人の人格や行為を高いものと認め、頭を下げるような、また、ついて行きたいような気持ちになること。うやまうこと。」(岩波国語辞典)とあります。このような気持ちを伴侶に持っていれば、または伴侶にこのような気持ちを持ってもらえるように努力していれば、夫婦間の不和や争いはないでしょう。ましてや虐待や家庭内暴力が発生することもないはずです。
次に愛することが大切であると書きました。愛するとは、「かわいがり、いつくしむ。心から大切に思う。恋い慕う。」(同上)ということです。伴侶を心から愛するならば、心は常にピンク色で、人生を力強く生きることができるのではないでしょうか。命をかけても伴侶を守る行為は決して神話ではなく、現在でも生きているヒーローイズムであり、今も世界の至るところで実際に起こっている感動的な行動です。愛があれば、二人で何でも切り開いていけるのではないでしょうか。
最後に好きであることが大切であると書きました。好きとは、「気に入って、心がそちらに向かうこと。」(同上)とあります。好きになったら心がいつもそこに向きますので時には居ても立ってもいられないほどの思いになります。素晴らしいですね、この気持ちは。
この3つの気持ちを大切にすれば、夫婦間でしか得られない真の友情が生まれます。これは結婚する条件にもなりますし、結婚してからも強めていかなければならないものでもあります。尊敬しています。愛しています。好きです。そして友情を築きます。